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人毛にも種類があるの？

ウィッグに使われる人毛にはいくつかのランクがあります。通常の人毛は、植毛のしやすさや扱いやすくするために、キューティクルを剥がす処理を行いますが、そのキューティクルを剥がさずに残している人毛を「レミー人毛・レミー毛・レミーヘア」と呼んでいます。

ウィッグやかつらを作るために集められる髪は、まさに百人百様の髪です。

太い髪・細い髪、やわらかい髪・かたい髪、まっすぐな髪・癖やうねりのある髪、カラーリングしたことのある髪・日に焼けた髪、パーマをしたことがある髪、天然パーマの髪・・・・、そして色も長さも様々です。

ストレート、細い髪、カラーリングなど多様な人毛髪質を示したビジュアル。人毛ウィッグ選びの参考に

集められた髪の多くはキューティクルの方向がバラバラです。

キューティクルの方向がそろっていないと、髪同士が絡みやすく、また、髪が傷んでキューティクルが広がっていると植毛しづらいため、キューティクルを剥がす処理をします。そしてキューティクルを?がす処理以外にも髪の均一性を出すために、カラーリングや場合によってはコーティング等の加工をして、ウィッグ用の「人毛」となります。

キューティクル（毛表皮）を取り除いた人毛ウィッグの意味を問いかける、髪の拡大イメージ

キューティクルを取った人毛は、元の髪と比べるとコシやハリが弱くなり、触り心地としてはより柔らかくなる印象があります。

また、キューティクルを取ったことで、表面が滑らかになり、光を均一に反射するようになるので、元の髪とは違うツヤ・テカリが出てくることがあります。もちろん人工毛ほどのテカリではありませんが、本来の髪の自然さとしては欠けてしまうこともあります。

Virgin Remy（バージンレミーヘア）と一般的な人毛の断面比較図とともに、美しい仕上がりを見せるレミーウィッグ使用の女性モデル

一方、集められた髪の中でも、キューティクルの方向がそろっていて、傷みやクセが少なく、なおかつこれまでにパーマやカラーリングをしていない髪がレミーヘア（レミー毛）として選ばれます。簡単に言うと‘ウィッグ用の人毛’にするための加工処理をしなくてもよい「質の良い髪」です。

とは言え、人の髪という天然の素材のため、ある程度の加工は必要になってきます。
髪の状況に合わせて処理を行いますが、キューティクルを完全に剥がすことなく残し、髪本来の自然な質感を損なわないものがレミーヘアとなります。

キューティクルが残っていれば「レミーヘア」と分類されるので、ほんの少しキューティクルが残っていても「レミーヘア」とされてしまい、高品質ではないレミーヘアが存在しているのが現状です。

しかし、当店ではレミーヘアの中でも、キューティクルを保護しながら処理することで、キューティクルを最大限残した、厳選された最高級レミーヘアである「バージンレミーヘア」のみを使用しています。バージンレミーヘアについて詳しくは「バージンレミーヘアとは？」をご覧ください。

レミーの最高級人毛100％ウィッグを使用したお客様の感想レビュー。フィット感やナチュラルさ、満足の声を掲載

当店のレミーウィッグをお求めいただいたお客様より、「今まで使っていた（他社の）人毛と全然違う！」「やっと本物のレミーウィッグに出会えました」などのお声をいただくことがあります。

こんなお声をいただくと、キューティクルを最大限残したバージンレミーヘアだからこそ、髪本来の自然な質感を実感していただけたのだと、嬉しくなります。

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